『ラ・ヴェルテュ・コットン』のこだわり

ハンディキャップを個性に変えて

『ラ・ヴェルテュ・コットン』の学習と挑戦へのこだわり

『ラ・ヴェルテュ・コットン』は、たった10粒程入った1袋の綿の種を、ご老人に頂いたことから始まりました。その種は、日本に伝わる和綿種から最高級のバルバデンセ種まで混ざったものだったようで、色々な花が咲き、色々な綿が実りました。
実った時の喜びは大きく、それから綿の栽培を学ぶことにしました。私たちの町でも、江戸時代から昭和初期頃まで盛んに栽培されていたことも、栽培適地であることも知りました。そして、いつの日か、栽培した綿が、良質で布の一部になるように栽培を続けることにしました。
先生は、この活動のパートナーでもある有機栽培農場で有名な「しあわせ野菜畑」の大角先生。有機認証された圃場まで貸して頂いています。
二宮尊徳翁の教えで1つの「農学」に挑戦し続け、地域にピンクや黄色の可憐な綿の花を咲かせたいのです。

オーガニックへのこだわり

『ラ・ヴェルテュ・コットン』がうまれた静岡県掛川市は日本でも日照時間が長く、綿の栽培に適しております。私たちはオーガニックにこだわり、人にも環境にも優しい綿づくりの実現を目指してきました。
なお、国際的な規模で有機農業推進活動を行っているIFOAM(国際有機農業運動連盟) では、オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げています。私たちもこれにならい、次の理念を掲げて綿をつくっています。

  1. 自然との共生と環境の保全
    自然の動植物を守り、生物多様性を保全します。化学農薬や化学肥料を可能な限り使わずに、水、土、大気を汚染から守ります。
  2. 健康な生活
    身体が健康であるため、合成した資材をできる限り低減します。
  3. 健全な社会
    人を大切にする社会を実現します。
  4. 身土不二
    適地適作・地産地消で、地域の文化を大切にします。

このような理念から生み出される『ラ・ヴェルテュ・コットン』のオーガニックコットン生地を「注染そめ」で染色した「ラ・ヴェルテュ・コットン」の肌触りをぜひともお楽しみください。